CBSニュースによりますと、日曜日に昇天しましたニップジー・ハスル氏を襲撃した疑いでエリック・ホルダー容疑者を逮捕したとのこと。
Los Angeles police have arrested the suspected killer of rapper Nipsey Hussle, who was gunned down outside his clothing store on Sunday. Police said that 29-year-old Eric Holder was taken into custody after a witness spotted him in Bellflower, about 20 miles from the shooting scene.
出展:https://www.cbsnews.com/live-news/nipsey-hussle-live-updates-of-ongoing-developments-lapd-press-conference-investigation-suspect-eric/
エリック・ホルダー容疑者は事件現場から20マイル(約32キロ)離れたベルフラワーという町で拘束されたとのこと。
ホルダー容疑者は何者? 動機は?事件発生から逮捕までの全貌をおってみたいと思います。
↓合わせて読みたい。
https://www.theworldtrendnews.xyz/2019/04/03/nipseyhusslevigilriot/
1.エリック・ホルダー容疑者のプロフィール
まずは、ロサンゼルス警察がTwitterで配信したエリック・ホルダー容疑者の写真をご覧ください。
Eric Holder, the suspected killer of Nipsey Hussle, has been arrested and is in police custody. Thank you to both our community for the heightened awareness/vigilance, and our partners at @LASDHQ. pic.twitter.com/0zujy89Yfm
— LAPD HQ (@LAPDHQ) 2019年4月2日
警察の調べによりますと、エリック・ホルダー容疑者はロサンゼルス出身の29歳。ギャングメンバー(但し、所属団体名は非公開)だということだけが判明しています。
2. 事件概要
ニップジー・ハスル氏とは個人的な問題で、日曜日に事件が発生する前に何度か話し合いがされたとのこと。
そして、感情がもつれ収集がつかなくなって激昂したホルダー容疑者が一旦現場から離れていたものの銃と共に戻り、歩きながら近づいて襲撃したということが判明しています。
そして現場からは近くで待機していた2016年製造の4ドアセダン、白のシボレークルーズ(ライセンスプレート番号は7RJD742) に乗って逃走する様子全てが防犯カメラに写っていました。
↓は同型車(参考画像)
同容疑者は、この動画を解析していたロサンゼルス警察によって、4月1日に指名手配されていましたが、市民の通報により2日所在地が判明し逮捕につながった模様です。
なお、警察の調べによりますと、同容疑者はギャングのメンバーでハスル氏も黒人の団員で構成される ギャング・グループのThe Rollin 60’s Neighborhood Crips のメンバーだったことからギャング抗争の線でも捜査されていたのですが、今回の襲撃事件はあくまでも個人間の争いだということで結論付けられています。
3. ギャング抗争撲滅活動に熱心だったハスル氏
また、CBSニュースでは合わせてハスル氏がギャング抗争撲滅活動に熱心で、ロサンゼルス警察とその活動を推進するために話し合いが行われる予定だったことを報道しています。
Before he was gunned down outside his clothing store Sunday, rapper Nipsey Hussle planned to meet with Los Angeles Police Department officials to discuss ways to fight gang violence in the city. Police commissioner Steve Soboroff said the meeting involved himself, Chief Michel Moore, Nipsey Hussle and his label, Roc Nation. Soboroff said the meeting will continue as planned Monday.
狙撃される直前にロサンゼルス警察と話し合いがもたれることを計画していた模様。ロサンゼルス警察本部長のスティーブ・ソボロフ氏によると、ソボロフ本部長、警察長官マイケル・ムーア氏、ニップジー・ハスル氏とハスル氏のレコード・レーベルでこの話し合いが持たれ、具体的な撲滅活動が繰り広げられる予定だった様です。
この計画はハスル氏が亡くなったことで中止になることはなく、ハスル氏の意志を引き継いでロサンゼルス地域のギャング撲滅活動に取り組む・・・とのこと。
4.まとめ
ギャング撲滅活動に熱心だったニップジー・ハスル氏が狙撃されて最後を迎えられる・・・というのは悲劇でしかありません。
この様な悲劇が繰り返されない様に、ハスル氏の意志をしっかりとひきついだギャング撲滅活動がされると良いですね。
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https://www.theworldtrendnews.xyz/2019/04/03/nipseyhusslevigilriot/