人気女優のシャーリーズ・セロンが息子のジャクソン君を女の子として育てていることを告白し話題になっています。
シャーリーズ・セロン、息子を女の子として育てていることを告白
女優のシャーリーズ・セロンが、2012年に故郷の南アフリカから養子に迎えた長男ジャクソンくんを女の子として育てていることを明かしたという。Mail Onlineが報じた。ジャクソンくんはワンピース姿やスカート姿をパパラッチ写真に収められていた。
シャーリーズはMail Onlineとのインタビューで、現在7歳のジャクソンくんを女の子として育てていることを認めたという。シャーリーズには3歳になる養女オーガストちゃんもいるが、ジャクソンくんはオーガストちゃんと同じくらい女の子らしいとのことだ。
「そうなの。私も彼女が男の子だと思っていたわ」と、ジャクソンくんを“彼女”と言うシャーリーズ。「彼女が3歳の時、私を見て“私は男の子じゃない!”と言うまではね」と説明したという。
「だからそういうことよ。私には美しい娘が2人いるの。親なら誰でもそうだけど、私は2人を守り、2人が元気に成長する姿を見たいわ」と、シャーリーズは続けている。2人には生まれながらに人格があり、成長していく過程でどういう人間になりたいのか、自分自身で見つけていくだろうと確信しており、「私が決めることでない」と子育てにおける持論を展開した。
「親としての私の仕事は、彼らを祝福して愛して、彼らがなりたい自分になるために必要なもの全てがあるようにしてあげること。私はできうる限りのことをして、その権利を子供たちが持てるようにして、守られるようにするわ」とシャーリーズ。頼もしい母に見守られて、子どもたちもさぞかし心強いだろう。
出展:https://woman.infoseek.co.jp/news/celebrity/hwchannelw_20190426_6436401
なぜ彼女はジャクソン君を娘として育てることにしたのでしょうか? それは彼女のこれまでの過酷な経歴と複雑な生い立ちを追うことでよくわかると思います。
ジャクソン君の容姿、海外の反応と合わせてどうぞ。
1.シャーリーズ・セロンのプロフィール
シャーリーズ・セロン(Charlize Theron)は、南アフリカ共和国出身のアメリカ人女優。
身長177センチ。スリーサイズはB91.W61.H91と美しい容姿で人気を獲得しています。
母国語はアフリカーンス語で、英語はテレビを見て勉強されたそうです。
複雑な生い立ち-
「15歳の頃、晩に酔って帰ってきた父親に暴力を振るわれ、娘の命の危険を感じた母親が父親を射殺してしまうという事件が起きる。母親に対しては、正当防衛が認められ、その後、母親は破産寸前だった会社を5年で立て直す」・・・という事故に遭遇されています。
この事件が、彼女の人格を形成する(男を容易に信じなくなる)ことになったことは間違い無いでしょう。
16歳の時に母国でモデルコンテストに優勝しミラノやパリで活動後に、バレエ学校で学ぶためにアメリカ・ニューヨークへ移住したものの膝を怪我したことからダンサーとしての活動を諦めなければならなくなりました。
その後、女優を目指すためにロサンジェルスに移られますが仕事がなくその日暮らしの困窮生活を送っておられました。
ある日手元にあった小切手の現金化のために銀行を訪れていたところ銀行員がぞんざいな対応をした為、彼と口論していたところを現在のマネージャーにスカウトされ、本格的に女優活動を始めることになったというエピソードがあります。
セクシーな金髪女性の役柄が多い彼女は順調にキャリアを積み重ねることで、2006年にはアメリカの『The Hollywood Reporter』誌にて上位7番目の高額出演料女優に、そして2007年には男性誌の『エクスワイアー』にて「最もセクシーな女性」に選ばれる快挙を達成されています。
役作りのために14キロ太った後に、4週間で14キロ痩せることに成功したガッツのある女性でもあります。
俳優のクレイグ・ビアーコ、ミュージシャンのステファン・ジェンキンス、俳優のスチュアート・タウンゼントと交際履歴があり、2001年から交際があったスチュアート・タウンゼント氏とは事実上の結婚宣言をしていたものの2010年に破局を迎えています。
LGBT支援活動について-
彼女はスチュアート・タウンゼント氏と密接な関係を築いていたものの「結婚は書類上での手続きであって、それがLGBTの人に許されないのは間違っている」という考えを持っていて、当時は同性婚が全ての国家・自治体においても違法であったため、それが合法になるまで結婚しない・・・と宣言し、破局を迎えるまで結婚することがありませんでした。
彼女自身はLGBTではなく、「男が好きだ*」と言い切っているのですが、過去に女性のことも気になった時期があった様です。
その経験と、映画上でレズビアンの役を演じた経験から、異性間だけではなく、同性同士の結婚も認める世の中に変えたい・・・という強い信念を持っておられたようですが、本人がLGBTで無いのにそこまでなぜ主張しなければならないのか・・・?と一部の人の間では論争にまで発展しています。
*出展:https://www.pinknews.co.uk/2017/07/25/charlize-theron-i-experimented-with-women/
そして、俳優のショーン・ペンと交際するものの2年後に破局。
以後、アフリカ系アメリカ人の養子を二人取って現時点では独身を貫いておられます。
出展:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%82%BB%E3%83%AD%E3%83%B3
また、彼女はアフリカ人の若者がHIV/AIDSの犠牲になることを撲滅するための活動にも取り組んでおられ、国連からの表彰経験もお持ちです。
母親が父親を亡き者にしてしまったり、若い時に女性に興味を持ったりされていますが、こういった経験はなかなか普通の人は体験しないものです。
また、若い時に海外で経済的に苦労したり体を壊してしまう様な過酷な経験をし、血が滲む様な努力を続けてハリウッドでも超売れっ子の女優にまでなられました。
彼女は普通の人よりも複雑で密度の濃い経験を通して人生を切り開いて成功されています。
従いまして、世間の常識にあまり捉われない、個人の自主性および独自性を非常に大切にする性格の持ち主だということが良くわかります。
2. 息子ジャクソン君の容姿
記事にもありましたが、セロンさんはジャクソン君を養子として迎えた時に男性器があることから当初は普通に彼を男の子として育ててきました。
しかしながら、ジャクソン君が3歳の時に自らを女の子だと宣言したことから、以降は女の子として育てることにしたのでした。
これはセロンさんだからこそ容易に受けいることが出来たのでしょう。
最初セロンさんの記事を読んだ読書は、セロンさんがジャクソン君を強要して女装させたりしているのではないか・・・? そう勘違いされた方もおられることでしょう(ブログ運営者がそうでしたので)。
でも、実際はそうではありません。
ジャクソン君がトランスジェンダーだと主張したことを尊重し、そのまま受け入れて育てているのが実態なのです。
さて、そんなジャクソン君なのですが、どんな容姿のお子さんなのでしょうか?
元々はこの様に男の子の格好をさせていた様です。
出展:https://www.celebdirtylaundry.com/2016/charlize-theron-parenting-controversy-disciplines-son-jackson-theron-in-public/
現在は少し髪を長くして女の子っぽい服装を着ています。でもこれくらいの髪の長さの男の子はいますからね。
出展:https://atlantablackstar.com/2018/04/01/folks-questions-charlize-theron-raising-adopted-son/
この写真となると、完璧に女の子の格好をしていますね。スカートを履いて。因みに小さい子は妹さんです(こちらも養子。但しジャクソン君とは血縁関係なし)。
出展 :https://atlantablackstar.com/2018/04/01/folks-questions-charlize-theron-raising-adopted-son/
今は幼いので可愛らしいですね。
3. 海外での反応
これについては様々な見解があり、意見がわかれています。
・・・という人もいれば、
・・・なんて声もあれば、
・・・と本当に世の中を2分に分ける意見がでているのです。
LGBTが認められつつある世の中ですが、現時点ではLGBTが環境によりその様に育っていくのか? 遺伝子によるものなのか? 結論がでていません。
その為、今の段階で結論を出すのは早すぎるので、養子を育てるという責任のある大役を受けたセロンさんはジャクソン君を男の子として育てるべき・・・という意見も少なくありません。
4. ネットの声
シャーリーズセロンはかっこいいなぁ…見た目じゃなくて中身もかっこいい。素敵https://t.co/LZZZ9b13t8
— しょうこ (@taka_shoco) 2019年4月26日
5. まとめ
個人的にはこのジャクソンという子を女の子として育てるのではなく、男の子・女の子どちらの格好をしてもどちらの遊びをしても良い様に育てたら良い・・・そう感じます。
現時点でジャクソン君が女の子・・・と決めつけるのではなく、将来的なオプションを用意しておいてあげれば良いのでは? そう感じるのです。
ただ、思うのです。
LGBTの子供でも人格があるので、尊重してあげなければならないな・・・と。
これが理由で虐められたりすると本当に哀しいな・・・。
そう思います。
いずれにせよ養子を二人も取って育てているシャーリーズ・セロンさんは本当に立派ですよね。
この子たちの将来も楽しみにしたい・・・そう思わせてくれる記事でした。