30年間風邪で休んだことが無い女優のキャサリン・ラッセルさんが特集を組まれています。
30年間風邪で休んだことがない女性がやっていること
インスタントヌードルを食べながら、ベッドの中でネットフリックスを観るなんて夢のよう。でも、実際に風邪をひき、自宅で高熱と鼻水にうなされながら、仕事メールが溜まっていくのを見ていると、病欠が本当にイヤになる。そこで、アメリカ版ウィメンズヘルスはある女性に話を聞いた。
出展:https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190503-00010000-womensh-life
彼女の健康の秘訣と人物像を探ってみましたのでどうぞ。
1.キャサリン・ラッセルさんのプロフィール
キャサリン・ラッセルさんは1956年生まれのアメリカの舞台女優、大学教授およびプロデューサーです。
クリスチャン・サイエンティストです。
クリスチャン・サイエンス(Christian Science または、The Church of Christ, Scientist)は1879年、メリー・ベーカー・エディによってアメリカマサチューセッツ州ボストン市に創設されたキリスト教系の新宗教。
オードリー・ヘップバーンにロビン・ウィリアムズも信者でした。
NYにある名門コーネル大学出身。
コーネル大学(Cornell University)はアイビー・リーグを構成する米国の大学である。全米屈指の名門校として知られる。また世界における大学ランキングでも、Webometrics Ranking of World Universitiesで5位にランクされ、ノーベル賞では全部門で受賞者を輩出する等、研究・教育の両面において世界最高水準を保持している。特に機械工学、生命科学、物理学、建築学、造園学、コンピュータ工学、経営学、医学、農学分野は著名である。
ニューヨーク州イサカ市に本拠を置くキャンパスは、氷河の浸食によって形成された丘陵地の斜面に広がり、全米で最も美しいとも評される。またバラエティに富んだ高い品質の学食を提供することでも知られ、Princeton Reviewで全米3位にランクインされた。
出展:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%8D%E3%83%AB%E5%A4%A7%E5%AD%A6
1987年にオフ・ブロードウェイ(ブロードウェイ劇場の中でも小規模のもの)で上演が開始され現在も上演中のパーフェクト・クライム(完全犯罪)に出演中でその期間一度も病気になったり、休暇を取ったことがなくて有名です。
また、彼女は同じ役柄(パーフェクト・クライムのマーガレット・ソーン・ブレント)を演じ続けていることで世界記録を保持しています(因みにシアター、パーフェクト・クライムも世界一長い期間上演が続いているということで記録を持っています)。
出展:https://danielmlehman.wordpress.com/tag/margaret-thorne-brent/
その健康の秘訣は全米から注目され、PeopleやEntertainment Weeklyといった米国の週刊誌で特集が組まれたことがあります。
また、彼女の健康の秘訣はWomen’s Health誌でも特集が組まれています。
2.キャサリン・ラッセルさんの経歴
ラッセルさんは1980年にオフ・ブロードウェイで英国人著名劇作家のステファン・ポリアコフ氏の「シティ・シュガー」にニコラ・デービス役としてデビュー(役柄は準主人公でラジオの司会者を務める主人公にラジオの公開録音に招かれ、そこで主人公からあらゆる無礼な質問をうまく機転を利かして切り抜けていくという役柄)。
以降、
- Miss Shumann’s Quartet
- A Resounding Twinkle,
- The Award And Other Plays and Creeps.
- Three Sisters
- Incommunicado
- Lunch Girls
- Home on the Range
- Inserts
・・・といったいずれもオフ・ブロードウェイの劇で演じてこられました。
そしてパーフェクト・クライムの上演が始まってからはそちらに注力し、空いている時間に
- The Queen of the Parting Shot
- Pas de Deux
- Stages
- I’ll See You In Hell
- Guardian Star
- Some Enchanted Evening
・・・といったオフ・ブロードウェイの劇と映画「 Soundman」と「Remedy」 に出演されると言った過酷な毎日を送られて来られました。
そんな彼女ですが、ニューヨーク大学とバルーク大学で演劇を教え、劇場The Theater Centerではジェネラル・マネージャーとして経営を任され、同じくオフ・ブロードウェイの「The Fantasticks」と、ミュージカル「Piggy Nation」の演出も任されているというスーパーウーマンなのです。
3. キャサリン・ラッセルさんの健康の秘訣
ラッセルさんはWomen’s Healthの中でインタビュアーのジェン・シンリッチさんに以下の様に秘訣を伝授されています。
出展:https://www.womenshealthmag.com/author/214152/jenn-sinrich/
日常の中に幸せを見つける日常的な幸せで、風邪をひくかひかないかが分かるなんて意外かもしれないけれど、科学的にはあり得る話。実際に米カーネギーメロン大学の研究では、平穏で生き生きとした幸せな生活を送っていたり、プラスの感情を見せる人は、ウイルスにさらされても風邪をひきにくいことが分かった。「仕事に行くのが大好き。劇場の運営も、舞台への出演も、演技を教えるのもね」とラッセル。「幸せを毎日の最優先事項にするのは、仕事を休むよりも大変だけれど、長い目で見れば、それが自分の健康につながると思うわ」
病気の話を聞かない
「周囲の人が体調不良や風邪の症状を訴え始めたら、失礼のないように部屋を出るか話題を変える。病気は暗示によってかかるものだと思っているので、頭を空っぽにしておく」とラッセルは続ける。そんなの迷信に過ぎないと思うかもしれないけれど、背中にできた厄介な湿疹について、友達や同僚がダラダラ話すのを聞いていると、どんな気持ちになるか考えてみよう。
運動を生活の一部にする
ラッセルが言うように、もう少し心拍数を上げるような運動を1日の中で頻繁に行ってみて。「勤務先の劇場にはエレベータがあるけれど、乗るのをやめれば階段を60段も上れる。これで臀筋が鍛えられるし、血行も良くなる」と言うラッセルは、「重たい箱を手当たり次第動かしたり、床にモップをかけたりして、日常生活に運動を取り入れるようにしている」そう。病気予防における運動の有効性は科学的に実証されており、米疾病管理センターも、エクササイズは様々な病気のリスクを下げるとしている。
昼寝をしない
昼寝をすることのメリットは広く知られているけれど、みんなが言うほど効果的ではないらしい。事実、東京大学の研究によって、40分以上の昼寝は、糖尿病、高血圧、高コレステロールなどの代謝異常に関連していることが分かった。「昼寝は絶対しないので、不眠症になることもない。ベッドに入って3分以内に眠りに落ちる。それはもう、ものすごく疲れているから!」とラッセルは言う。「昼間に疲れたら、ジムか買い出しに行って、頭と体をスッキリさせるようにしている。私にとっては、その方が昼寝より効果的」
瞑想か祈りを習慣にする
「毎日のお祈りは欠かさない。地下鉄の中や待合室で祈ることも。日中の数分間は精神を統一し、いつでもどこでも良い出来事に出会えるものだと自分に言い聞かせている」。ラッセルにとっては、所属する教会からの配布物を読むこと自体が瞑想だけれど、非宗教的な方法でも心の平静は取り戻せる。ヨガなどのエクササイズをしてもいいし、静かな場所に座って呼吸に集中するだけでもいい。米ウィスコンシン大学が2012年に発表した小規模の研究結果は、瞑想によって病欠日数が実際に減ることを示している。
感謝する
ラッセルは、「少しでも落ち込んだら、自分が感謝するべきことを頭の中でリストにする」そう。「私はとても楽観的。人生で直面する困難は、どれも自分を強くして新たな道を開いてくれるものだと信じている(実際たくさんの困難に直面したしね)。それを毎日思い出すようにしている」。疲れている時こそ、感謝の気持ちが大切。毎日人のために何か良いことをして、やさしさを表現しよう。「健康でいるためには、他人に意識を傾けること。そうすれば気分が落ち込むこともないから」
体の声に耳を傾ける
喉が痛くなったり、頭痛がしたり、疲労を感じたりするのは、大抵「一息ついて」という体からのメッセージ。「教壇やステージに立つ前の30分を無駄にしがちなので、そのうちの20分を使って体を “充電” するようにしている」というラッセル。「私にとって、時間はお金より貴重だから絶対無駄にしたくない」
出展:https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190503-00010000-womensh-life&p=2
https://www.womenshealthmag.com/health/g19940849/7-ways-to-stay-flu-free/
4. まとめ
ブログ管理人もこの秘訣を聞いて実践してみようと思いました。
マルチで才能を発揮する彼女ですが、こういった基本的なことができているからこそハードワークにも耐えられてたくさんの仕事をこなすことができているのですよね?
大変勉強になりました。