ミス・ユニバースの選考会を兼ねたミスUSAの決勝大会が行われ、ノースカロライナ州代表のチェスリー・クリストさんが選ばれました。
ミスUSAは27歳の弁護士 ノースカロライナ州代表のクリストさんに栄冠
ミス・ユニバースの選考会を兼ねたミスUSAの決戦大会が2日にネバダ州リノで行われ、ノースカロライナ州代表のチェスリー・クリストさん(27)に栄冠がもたらされた。
AP通信によれば、同州シャーロット出身のクリストさんはウェイクフォレスト大で経営学と法学で修士号を取得。現在は民事専門の弁護士として、おもに受刑者の減刑に関する訴訟を担当している。
ノースカロライナ州の代表がミスUSA(第1回は1952年)となったのは2009年のクリステン・ダルトンさん以来、10年ぶり2人目。ミスUSAからは過去8人が世界大会となるミス・ユニバースでも栄冠を獲得している。
才色兼備の彼女ですがどんな人物なのでしょうか?
他の美しいコンテスタントとも合わせてどうぞ。
1. チェスリー・クリストさんの経歴
チェスリー・クリストさん(英語表記:Cheslie C. Kryst)さんは1991年4月28日生まれノースカロライナ州シャーロット出身の2019年のミスUSAです。
ちなみにノースカロライナ州出身のミスUSAは3人目です。
名門のサウスカロライナ大学でマーケティングと人事マネジメントを学び、成績が優秀でAlpha Lambda Deltaのメンバーでした。
クラブ活動ではDivision1の陸上部で7種競技、幅跳び、3段跳びの選手として活躍し、課外活動では模擬裁判に取り組まれました。
卒業後はノースカロライナ州に戻り、大学院はこちらも名門ウェークフォレスト大学でMBAとJD(Juris Doctor/法務博士)の学位を取得されています。
大学卒業後はノースカロライナ州法曹協会の試験に合格し弁護士資格を授与、Poyner Spruill弁護士事務所で弁護士として働き始めます。
また、彼女は独自のホームページを立ち上げ、オフィスで働く女性のファッション向上を啓蒙する活動に取り組んでおられます。
チェスリーさんのサイト:ホワイト・カラー・グラム
出展:https://whitecollarglam.com/
チェスリーさんは2017年に初めてミス・ノースカロライナのコンテストに参加し4位の成績をおさめられました。
翌年2018年にも参加しましたがその時は10位。
そして今年3度目の正直で優勝し、ミスUSAの大会への参加権利を獲得。
ミスUSAの大会当初は3位の評価でしたが、最終的に優勝し、本年度のミス・ユニバースの出場権を獲得されました。
2. チェスリー・クリストさんのパフォーマンス
コンテストの最後に質疑応答部門があるのですが、彼女の回答が秀逸だったことから優勝したものだと思われます。
因みに今年のテーマは、 政治、銃による暴力と、 #MeToo 運動に関するものでした。karaM
“For the past two years, #MeToo and #TimesUp have dominated our national conversation. However, some believe it has only deepened the divide between men and women. Have these movements gone too far?”
Cheslie Kryst of North Carolina: “I don’t think these movements have gone too far. What #MeToo and #TimesUp are about are making sure that we foster safe and inclusive workplaces in our country. As an attorney, that’s exactly what I want to hear, and that’s exactly what I want for this country. I think they’re good movements. “
出展:https://www.washingtonpost.com/arts-entertainment/2019/05/03/read-miss-usa-pageant-qa-segment-which-involved-politics-me-too-movement/?utm_term=.d32661df4ad4
質問:
昨年度から#MeToo(セクハラが私にも行われたと告白する時に使用するハッシュタグ)と#Timesup(セクハラはもう終わりにしましょうというハッシュタグ)が日常的に使われる様になりました。
しかしこの動きは(セクハラ行為を抑止するのではなく)男性と女性がさらに仲違いする一因となったものと思われます。
これらの動きは やりすぎだと思われますか?
チェスリーさんの回答:
私はやりすぎだとは思いません。これらの動きは我が国において安全で開放的な職場環境を醸成するものと思われます。弁護士として私はこれらの活動を支援しますしこの国がより良い状態になることを祈っています。
・・・この回答で会場から割れんばかりの拍手喝采を受け、彼女は一位に輝いたのでした。
3. 他の綺麗なコンテスタント画像
当初1位でコンテスト最優位だったニュー・メキシコ州代表のアレハンドラ・ゴンザレスさん。
Final word: New Mexico ✨
LIVE from @GrandSierra in @RenoTahoe, this is #MissUSA LIVE on @FOXTV. pic.twitter.com/66WPCvgSZo
— Miss USA & Miss Teen USA (@MissUSA) 2019年5月3日
2位のトリアナ・ブラウンさん。オクラホマ州代表
Just hanging with a @MissUSA finalist @TrianaBrowne! pic.twitter.com/JncEWlJVRQ
— Mike (@Mike_Noteware) 2019年5月3日
初代ノースカロライナ州出身の2005年のミスUSA 女優のチェルシー・クーリーさん。
出展:http://www.zimbio.com/photos/Chelsea+Cooley/European+School+Economics+Foundation+Vision/dnC6uB2JXfA
2代目ノースカロライナ州出身の2009年ミスUSAの女優クリステン・ダルトンさん。
4. ネットの声
今年のMISS USA、たぶん年齢制限ギリギリ?で優勝!久々に大人なMISSの予感♡
— Riko (@KinKi_SMGO) 2019年5月3日
CONGRATULATION CHESLIE KRYST MISS NORTH CAROLINA, FOR WINNING MISS USA 2019. pic.twitter.com/IbhmNfnhNK
— JOE AGORUA (@JoeAgorua) 2019年5月3日
無事、Miss USAが確定したので、仕事に集中できます。
— SaRa (@Esperanza0925) 2019年5月3日
5. まとめ
Miss USAになる人は単に美しいだけではだめで、知性と考え方、経歴など総合的な観点から審査される厳しいコンテストをクリアした人ですので本当に尊敬します。
彼女の今後の活動も楽しみですが、フィリピンでおこなわれる世界大会が楽しみですね。
ちなみに日本の大会は7月に行われる予定となっております。
こちらも目が離せません。