MLB公式サイトが報道を予想しているブレンダン・マッケイ選手。
二刀流ブレンダン・マッケイが現地29日メジャーデビューか。MLB公式サイトが予想報道
タンパベイ・レイズ傘下3Aダーラム・ブルズに所属する二刀流選手のブレンダン・マッケイ投手がメジャーに昇格し、6月29日(日本時間30日)にレイズの本拠地トロピカーナ・フィールドで行われるテキサス・レンジャーズ戦で投手としてメジャーデビューする模様だ。MLB公式サイトのレイス担当記者が「ある情報筋からの情報」として報じている。現時点では球団側はマッケイのメジャー昇格を正式に発表していない。
出展:https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190628-00010005-baseballc-base
投げても売っても凄い「大谷選手の様な」選手と全米で話題です。
大リーグが大谷選手の様な選手と形容するのも(今まで日本の野球はどうしても格下に見られていたので)すごいことですけれども、どんな選手なのか気になりましたので調べてみました。
1.ブレンダン・マッケイ選手プロフィール
ブレンダン・マッケイ選手は本名ブレンダン・ジョエル・マッケイ(英:Brendan Joel McKay)1995年12月18日生まれの野球選手です。
現在はタンパベイ・デビルレイズのファームチームで投手・一塁手として活躍しています。
アメリカのケンタッキー州にある名門ルイビル大学出身です。
高校はペンシルバニア州にあるブラックホーク高校に行き、最終学年の4年生の時に72回と1/3連続で無失点を記録しています。
その年は8勝1敗0.56ERAに130の三振を奪ってシーズンを終えています。
3年生と4年生の時にペンシルバニア州の最優秀野球選手として表彰された実績も持っています。
高校卒業時にはサンディエゴ・パドレスから34巡目に指名されていますが、契約せずに大学に進学しています。
大学1年生になってから投手と一塁手として活躍し始めました。
13試合で先発し、20試合で投げ、9勝3敗、1.77ERA、117の三振奪取と4つのセーブを記録。
一塁手として61試合に出場し4割近くの打率と4つのホームランと34の打点を記録。
この二刀流の活躍により、ジョン・オレルード(トロント・ブルージェイズやシアトル・マリナーズで活躍したヘルメットを被って1塁の守備につく好打者の元メジャーリーガー)賞を受賞し、また、全米最優秀1年生選手としても表彰されています。
2年生の時もジョン・オレルード賞を受賞し、12勝4敗、2.30ERA、128三振奪取、4割近くの打率、6つのホームランに41打点を記録。
3年生になってからは以下の権威の高い賞を受賞しています。
- ゴールデンスパイク賞(1978年からはじまった、メジャーリーグ選手会の後援で選出される、全米アマチュア野球の最優秀選手に贈られる賞。プレーや成績だけではなく、スポーツマンシップも審査対象です)
- ディック・ハウザー・トロフィー(元メジャーリーガーで監督で51歳で1987年に脳腫瘍で亡くなったディック・ハウザー氏の関係者により設立されたその年の最も優秀な大学生の野球選手に送られる賞)
- 全米大学野球紙とアメリカ野球協会が決める最優秀大学野球選手賞
- ジョン・オレルード賞(3年連続)
- アトランティック・コースト・カンファレンス・リーグ最優秀野球選手賞
そしてこれらの実績をひっさげ、2017年の大リーグドラフトでは全体の4番目に呼ばれ、タンパベイ・レイズと契約。
契約金は$7million以上(約7億7千万円)で、2012年に契約したハンター・グリーン投手(現在はシンシナティ・レッズのファームチームでプレー中)に次いで当時2番目の最高金額での契約ということで話題になりました。
レイズはマッケイ選手に投手と野手の両方で育てる方針を発表し、初年度は2割3分2輪、4ホームランと22の打点と1.80ERAに21の三振奪取を記録。
この活躍でマッケイ選手はレイズ組織で3番目にメジャーリーグに近い選手として評価され、国全体では23番目に評価されています。
2018年はシングルAでスタートし、21試合で、2割5分4厘、1ホームラン、16打点に2勝0敗、1.09ERを6つの先発で記録。
直ぐにダブルAに昇進し、32試合で、2割1分、5ホームラン、21打点、11試合に登板(9試合先発)し、3勝2敗、3.21ERを記録。
2019年はダブルAの他のチーム・モンゴメリー・ビスケッツで3勝0敗、1.30ERA、62三振奪取を8試合(7試合先発)で記録、打率は.167で1ホームラン、7打点でした。
そしてシーズン途中でトリプルAのダーハム・ブルズに昇格しています。
2.ブレンダン・マッケイ選手の動画
ブレンダン・マッケイ選手が大学でプレーしている様子です。
バッティングはあたりが大きくホームランバッタータイプ、ピッチングは92-95マイルを投げるということですからそれだけでも凄いです(大谷選手と比較するのは大谷選手に対して失礼だろう・・・と思ったのですが、現地メディアがそう言ってますので・・・)。
流れる様なバッティングですね。
ピッチングも見ておきましょう。
いやぁ〜。こりゃ打てんわ・・・。
3.ネットの声
ブレンダン・マッケイ(TB・LHP/1B)がメジャー初昇格。MLB公式で全体23位のトッププロスペクト。二刀流プレーヤーで、投手としてはローテーション2-3番手相当の評価を得ている。マイナー3年で防御率1.85・K/BB=6.23をマークしている。今季は2A/3Aで防御率1.22・K/9=11.9・BB/9=2.0をマーク。 pic.twitter.com/81i0r2dHYd
— 今日のプロスペクト (@TodayProspect) 2019年6月28日
TBの二刀流ブレンダン・マッケイ明後日初昇格するんですね!楽しみ。
— Shoko Mizutsugi 水次祥子 (@mizutsugi) 2019年6月28日
二刀流ブレンダン・マッケイが現地29日メジャーデビューか。MLB公式サイトが予想報道 https://t.co/8lJgK3imRI pic.twitter.com/AUw3R2RIGS
— 野球!プロ・アマ・大リーグ・甲子園ニュース速報!(公式)フォロせよ (@baseball11pro) 2019年6月28日
【速報】
レイズの二刀流ブレンダン・マッケイ(LHP/1B・23歳)がメジャー初昇格へ。2017年ドラフト1巡目(全体4位)指名でTBに入団。今季投手として2A&3Aで13試合(66.2回)に登板し、防御率1.22。打者としては2A&3Aで38試合に出場し、4本塁打&.644。— トムベースボール@MLB🇯🇵 (@tombaseball19) 2019年6月28日
レイズの”二刀流”マッケイがメジャーデビューへ 30日レンジャーズ戦で初先発 | Full-count Full-Count エンゼルスの大谷翔平投手と並び“もう1人の二刀流”として期待を集めていたレイズのブレンダン・マッケイ… https://t.co/dvBjDE4oPt
— タンパベイ・レイズ (@tampabeireizu) 2019年6月28日
いよいよ大谷以外の二刀流選手がMLBに誕生しそうです。→遂にレイズの若手有望二刀流選手がMLB初昇格! 29日のレンジャーズ戦でMLBデビューへ(菊地慶剛) – Y!ニュース https://t.co/rwFi5xxmrA#MLB #レイズ #二刀流 #ブレンダン・マッケイ #左投げ左打ち
— 菊地 慶剛 (@joshkikuchi) 2019年6月28日
4. まとめ
大谷選手がパイオニアになっている二刀流選手ですが、ブレンダン・マッケイ選手の様両方で活躍できる選手が後に続いてくると野球がもっと面白くなりますね。
日本でも二刀流の選手が増えることを期待しています。