たったの14億円で都会から近い、プライベート・アイランドのコロンビア島が売りに出ています。
NY沿岸のプライベート・アイランド、「14億円で売ります」
CNN) プライベート・アイランドでの暮らしにあこがれるけれど、都会からも離れがたい――。その両方をかなえる住まいが、1300万ドル(約13億9000万円)で売りに出ている。
出展:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190628-35139069-cnn-int
プライベート・アイランドと言っても14億円するコロンビア島・・・どんな設備が入っているのか気になりましたので調べてみました。
1.コロンビア島の概要
コロンビア島は米国ニューヨークのマンハッタン島から船で30分の場所にあります。
ロングアイランド湾の中にあるこの島は、ウェスチェスターのニュー・ロシェルの直ぐそばで、ブロンクスのシティ・アイランドから車で30分の場所から船に乗ってすぐだそうです。
広さは520平方メートル。
お家は4つの寝室に2つのバスルーム(浴室とトイレが一緒になったもの)。
島の所有者のアル・サットンさん(85歳)は医者、俳優、作家でテレビ番組のプロデューサーという恵まれた才能を駆使してこの島を2007年に$1million(約1.1億円)で購入されましたが、$8million(約8.8億円)と11年を費やして島の設備を大幅に改善したとのこと。
当初は水道も電気もなく、家も雨漏りがひどい状態だったそうですが、サットンさんはハリケーンが襲っても大丈夫な強固な様に島を改築し、海水ろ過装置、ソーラーパネルをつけて生活ができる様に、そして船が停まれる様にドックも構築したそうです。
こんなに情熱をかけて島に大変な設備を構築されたのに、サットンさんはここに引越されませんでした。
この島は1940年代にHuguenot Yacht Clubというヨットクラブが開発を始め、一時期は、米国三大テレビネットワークのCBS社に売られ122メートルもする放送塔が設置されていました。
そんな島は1960年代に所有者が変わり、映画俳優のピーター・リンド・ヘイズのものになっていました。
ピーター・リンド・ヘイズ
出展:https://www.findagrave.com/memorial/6718519/peter-lind-hayes
しかし、島の固定資産税の支払いに困ったヘイズ氏は手放し、ニュー・ロシェル大学が購入したものの、大学も金銭的に余裕が無くなり手放してしまいます。
そして大学の学長が管理することになったのですが、彼も困ってしまいサットン氏に約1億円で売り飛ばした・・・という経緯を経ているのでした。
70代になって島を購入したサットン氏はこれまで情熱をもって、島を立派なものにしたてあげてこられましたが、実際に住むこともなく、年齢も年齢ゆえ、次の所有者に生きている内に引き継ぎたいという理由で売りに出されたのでした。
14億円は安くないお値段ですが、隣のピー・アイランドもセットの価格であることから、悪くはない価格だそうです。
2.コロンビア島の様子
コロンビア島の様子が良くわかる画像が見つかりました。
出展:https://nypost.com/2019/06/11/you-can-own-a-private-island-just-outside-nyc-for-13-million/
本土から電線を通すわけにはいかないくらい離れているので、太陽電池のソーラーパネルが屋根の上に載っています。
出展:https://nypost.com/2019/06/11/you-can-own-a-private-island-just-outside-nyc-for-13-million/
室内は広々としています。
出展:https://nypost.com/2019/06/11/you-can-own-a-private-island-just-outside-nyc-for-13-million/
卓球台も入る広いリビング
出展:https://nypost.com/2019/06/11/you-can-own-a-private-island-just-outside-nyc-for-13-million/
個展を開ける様な開放的なスペース
出展:https://nypost.com/2019/06/11/you-can-own-a-private-island-just-outside-nyc-for-13-million/
立派なバスルーム
出展:https://nypost.com/2019/06/11/you-can-own-a-private-island-just-outside-nyc-for-13-million/
ロングアイランド湾を臨んだお部屋が素敵です。
出展:https://nypost.com/2019/06/11/you-can-own-a-private-island-just-outside-nyc-for-13-million/
まるでレストランの厨房の様な広々とした立派なキッチン
出展:https://nypost.com/2019/06/11/you-can-own-a-private-island-just-outside-nyc-for-13-million/
ロングアイランド湾は水がきれいで夏は海水浴も楽しめます。
プライベートビーチつき。
出展:https://nypost.com/2019/06/11/you-can-own-a-private-island-just-outside-nyc-for-13-million/
また、こちらの動画で島の全貌がわかります。
3. ネットの声
でも、財布みたら今手持ちがないや。
4. まとめ
お金が余っていたら是非住んでみたい島ですね。
ニューヨークだから冬は厳しいでしょうが、夏は素敵だと思います。