「元軍人の筋肉料理人」アンドレ・ラッシュ氏に日本で話題になっていることを報告してみた
SNSの隆盛と共に、普通の人が突然有名人になる時代が訪れた。YouTube、Instagram、Twitterといったツールを使えば、誰しもが有名人になる可能性がある時代となっている。昨年、あるアフリカ系アメリカ人男性がアメリカで話題となり、一夜にして有名人となった。男性の名前は、アンドレ・ラッシュ(Andre Rush)氏。同氏の肩書は下記のように多様なものだ。
1.ベテランと呼ばれる退役軍人
2.クリントン、ブッシュ、オバマ、トランプの4人のアメリカ大統領に仕えたホワイトハウスの料理人
3.PTSD(心的外傷後ストレス障害)に苦しんだ結果、自殺してしまったアメリカ軍兵士のために、平日は毎日「#22PushUpChallenge(腕立て伏せを1日22回、22日間連続でするチャレンジ)」の100倍に当たる2222回の腕立て伏せをする、自らもPTSDに苦しんだ経験の持ち主
4.元アメリカ陸軍最強の料理人
5.ベンチプレス700ポンド(約317.5kg)を上げ、上腕二頭筋の太さは24インチ(約61cm)のマッチョな中年出展:https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190702-00010001-finders-ent
人物像、トレーニング方法をまとめてみました。
1.アンドレ・ラッシュさんのプロフィール
アンドレさんは現在、45歳。
ミシシッピー州のコロンブスで育ちました。
体格では大きい方ではなかったものの、高校のフットボールチームでは誰もアンドレさんよりも重い重量を持ち上げることができなかったとのこと。
ティーンエイジャーの時、体重は68キロだったそうですが、その時すでに142キロのお守りをベンチプレスで持ち上げることができたそうです。
子供時代、誰からもけんかを挑まれることが無かったそうですが、たまに力自慢の大人が腕試しに彼と勝負を挑むことがあったとのこと。
ある時、レスリングの講習でプロレスラーが教えに来たことがあったそうですが、その時はアンドレさんが強すぎてレスラーの方が音を上げてしまったこともあったそうです。
高校卒業後は軍隊に所属しVIPの護衛官になることを夢見ていたそうですが、1994年からは調理師の道を歩み始めたそうです。
そして軍関係者の方々のために調理していたものの、ホワイトハウスの調理スタッフとして招聘されクリントン、ブッシュ、オバマ、トランプ・・・と歴代の大統領に支えてこられました。
92G(カリナリー・スペシャリスト=クック)としてパン菓子の調理からチョコレート彫刻に氷の彫刻と様々な食品の調理をマスターしたアンドレさんですが、当初は国防省のお偉いさんに調理していたのが最終的にホワイト・ハウスに引き抜かれたそうです。
そんなアンドレさんですが、先日ラマダンを迎えるイスラム教徒30〜40人のゲストのために調理するホワイトハウスのスタッフの様子が紹介されたtwitterで、彼の丸太の様に太い腕の写真がネット上で話題になり一躍有名になったのでした。
Chefs outside the West Wing prepping for tonight’s White House iftar. President Trump will host 30-40 guests to celebrate the Muslim holy month of Ramadan. pic.twitter.com/0uzr6A1uKw
— Vivian Salama (@vmsalama) 2018年6月6日
アンドレさんは1年半前に軍隊を辞め、現在はフリーのシェフ、そしてホワイトハウスで開催される様々なイベントで用意する料理のコンサルタントとして働いておられ、空いている時間はトレーニングと家族の為に費やしているそうです。
4人の子供を持つアンドレさん、上から26、25、12と11歳と現在には珍しい子沢山です。
「子供達が健康に育っていく様子を見ながら自身も健康な食事と生活習慣を身につけ体を鍛えるのが最高の生きがい」・・・だそうです。
2. アンドレさんのトレーニング法
アンドレさんは1日2,222回の腕立て伏せをし、最低1時間はジムでトレーニングをしているそうです。
↓数をこなすことの重要性を訴えるアンドレさん
Twitterで紹介されて以来、毎日たくさんの問い合わせのメールや電話を受け取る様になったそうですが、アンドレさんは本当に大変なトレーニングを毎日繰り返してこの立派な腕を維持している・・・ということを多くの方に知って頂きたい様です。
特に腕立て伏せとプリーチャー・カールには気の遠くなる時間を毎日費やされていて、筋肉を維持するためにも大量のプロテインを飲んでいるそうです。
平日は毎日2,222回腕立て伏せをされるのは、毎日22人の元軍人が自ら命を絶っているという悲しい統計結果を基に、自ら厳しいノルマを課しているからだそうです。
腕立て伏せは、一度に200回連続で腕立て伏せをし、3〜10分の休みを取ってまた200回腕立て伏せを繰り返す・・・というルーチンだそうですが、これは基本の運動だそうで、これ以外にも運動をしているとのこと。
そして、アンドレさんはほぼ毎日ジムに通い、体の部位を日毎にかえて1〜2時間鍛えているそうです。
それでは、実際にアンドレさんがどういう運動をされているのか?セットを見てみましょう。
下で紹介する運動はセット数と体の動きのみで、重りの重量は人により異なるので任意です。
(1)Seated Curls
これを片腕だけで1セット25回を5セット、両腕同時に1セット25回を5セット
(2)トライセプスプレスダウン
1セット25回を5セット
(3)バーベルカール
バーベルを下から握る形で1セット25回を4セット、上かが握る形で1セット25回を4セット
この運動は立ってやることがポイントで、多少反動をつけても問題ありません。
(4)Tri-set
一つの動きで1セット12回を4セットおこないます。 3つの動きがありますのでTri(3つという意味)-setなのです。
(5)Seated incline bicep curls
1セット15回を4セット
(6)片腕ケーブルカール
アンドレさんの場合、32キロから初めて1セット15回を4回。
でもこの時点で体力を消耗していて腕が持ち上がらないので徐々に重りの重さを落としていくそうです。
3.アンドレさんの食事
食事は全ての生命活動で根幹となる基礎的な行動です。
これがしっかりとしていないと何事においても優れた成果を残すことができません。
そんな食事の大切さを思い出したアンドレさんは、食べることも大好き・・・ということでシェフになられたわけですが、現在も体を鍛えるために栄養を考えて食事を取られています。
普段の食事は以下の通りです。
朝:
- 12から24の茹でタマゴ(但し黄身を食べるのは二つだけ)
- ピーナッツ・バター・シェイク(ピーナッツ・バター以外にプロテイン・パウダー、キノア、無脂肪牛乳を混ぜています)
- ギリシャ・ヨーグルト
- オートミール
- シチメンチョウの赤み
午後:
- ローストチキン4羽
出展:https://www.menshealth.com/fitness/a22142860/andre-rush-white-house-chef-fitness-routine-interview/
ブログ管理人コメント:食事についてはもう少し突っ込んで確認が必要な気がしますね。資料に書かれていたのが上の通りですが、バランスが悪い食事に思えるので本当にこれなのか?確認してみたい気がしました。
4.アンドレ・ラッシュさんの画像
おいしそうですね。
アイスカービングができる料理人って日本にはあまりいないのでは?
美女と野獣
シュワちゃんと一緒
美女と野獣2
5.ネットの声
例のマッチョすぎる料理人のアンドレ・ラッシュさん。日本で話題になってお喜び。
この人なにげにシュワとのツーショをアイコンにしている。
そう、シュワとのツーショをアイコンにしているんですよ。
私が言いたいのはこれだけです。https://t.co/EJ3xlVq4XC— アーノルド💪シュワ子 (@illbeback_0730) 2019年7月2日
「元軍人の筋肉料理人」アンドレ・ラッシュ氏に日本で話題になっていることを報告してみた https://t.co/fP60oJdUU9 pic.twitter.com/huZrQ1Z647
— asakawa (@lucienne_good) 2019年7月1日
アンドレ・ラッシュさん、かっけーっ!
そんな筋肉(」゚∀゚)」ホシイィィィィィィィィィ!!— 真右 (@arasesplx) 2019年7月2日
6. まとめ
筋肉もすごいですが、シェフとしての腕も本格的で凄腕のアンドレさん。
一度彼が作った料理を食べてみたいものです。
また、彼の指導での筋トレコースとか一昔前に流行ったなんちゃらブートキャンプみたいな企画物DVDがでたら売れそうですね。
日本に来て頂きたいものです。