アメリカ・カリフォルニア州でサンタローザで駐車場の一角に作った花壇が話題になっています。
A few years ago I started the “guerrilla garden” in a small, bare triangular patch of soil near a downtown Santa Rosa parking lot after some bushes were removed.”
Paul Miller sent me this.
It’s a really cool story.
Especially what happened after the City of Santa Rosa called him to ask him what he thought he was doing.Let’s just say Paul was incredibly surprised at how they responded when he told them.
Here’s what Paul sent me:
My garden started off with a few cherry tomato plants and cosmos, and I’d lug water over in 5 gallon buckets from the neighboring building to water the plants.
It was a joy to see homeless people and other people going by and grabbing a handful of cherry tomatoes and popping them in their mouths!Last year, I decided to expand my “guerrilla garden”, and I installed garden art – including a bird bath and concrete spheres – along with the native plants I planted.
Not content with this small plot of land, I also began to expand the garden up the street, in the vacant planting strip between the parking lot and the sidewalk.
At about this time, I was contacted by someone from the City of Santa Rosa who asked me – point blank – what the heck I was doing.
Since I was doing this all on the sly and without any express permission from the City, I was a bit cowed trying to explain to him that I walk by this area several times a day on my way to and from work, and I just wanted to make it look nice so I started planting it with plants, using money only out of my own pocket and my own time.
Expecting to hear that I would have to remove the plants or would otherwise be in trouble, the supervisor instead said he loved the idea and he wanted to know how he could help.
I was amazed; so many times people look at government and bureaucracy as hindering people, rather than making things easier for people.
He asked how he could provide to help with the project.
I asked for additional soil for the planting strip, and he had it delivered the next day; I asked for mulch for my drought tolerant plants, and he had it on site and spread that week.
I said I could really use a water spigot so I don’t have to lug water over from my office, and he had a spigot installed, and also provided me with a 200 foot hose and hose reel so that I could easily water the plants.
It’s been the most incredible partnership I could ever ask for.
Fast forward to today: A woman was carrying a bunch of the sunflowers from the guerrilla garden, and I asked, out of curiosity, how she was going to use them.
She said that she was going to bring them to The Living Room, a homeless shelter for women and children in Santa Rosa.
I broke down and cried tears of gratitude and joy.
—Paul Miller
こちらの原文は、日刊ゲンダイDigitalが投稿した記事と内容が丸っきり同じです。
ちなみに以下がその記事です。
無許可で造った“ゲリラ花壇”を発見した市職員の粋な対応
7/6(土) 9:26配信
本人いわく「ゲリラ・ガーデニング」。公共の場所にこっそり花などを植えていた男性。それに気付いた市職員……その後の粋な対応に、注目が集まっている。
米ニュースサイト「サニースカイズ」(7月2日付)などによると、カリフォルニア州サンタローザに住むポール・ミラーさんは数年前、ある駐車場の一角にあった三角形の土地に目を留めた。雑草が抜かれ、土が露出していた。
ポールさんはそこに、ミニトマトとコスモスの種をこっそりまいた。そして毎日、近くのビルからバケツで運んだ水をやっていた。
しばらくしてミニトマトが実をつけると、ホームレスの人などがそれを摘み、食べていた。ポールさんはその光景を見て心を和ませていた。
ポールさんは昨年、花などを植えた「ゲリラ花壇」に小鳥の水浴び用水盤や、コンクリートの球などのガーデニング用装飾品などを設置。さらに、駐車場と歩道の間のスペースにもヒマワリを植えるなど、ゲリラ活動の“作戦領域”を拡大していった。
そんなある日。
ポールさんはサンタローザ市職員から突然、「そこで何をしているんですか?」と尋ねられた。
ポールさんは当時をこう振り返る。
「私はこれらすべてのことを秘密裏に、市当局の許可なくやっていたので、ちょっとビクビクしながら彼にこう事情を説明しました。『この辺りを1日に何回か散歩しているので、景観が良くなったらいいなあと思って、花を植え始めたんです。もちろん自腹で、暇な時にやってるだけです』と……」
ポールさんは当然、「許可なくそんなことをしてはダメだ。全部除去するように」と言われるだろうと思ったが、その職員は「それは素晴らしいアイデアですね。私もお手伝いしたい」と申し出たという。
ポールさんが続ける。
「私はビックリしました。政府や官僚なんて、人の役に立つことはせず、邪魔をするだけじゃないか、と多くの人々が思っているのに……」
職員は具体的にどう手伝えばいいかをポールさんに尋ね、駐車場の水道の使用を許可し、水撒き用のホースまで貸し出してくれたという。
そして先日、ポールさんはこんな光景を見かけた。
「ある女性が私のゲリラ花壇からヒマワリの花を抜き、束にして持っていこうとしていた。私は好奇心から『それを何に使うんですか?』と聞きました」
「すると彼女は、『ザ・リビング・ルーム』に持っていくつもりだ、と言うのです。市内の女性・子どものホームレス保護施設です」
「うれしすぎて涙が出てきました」
写真はヒマワリを持って行った女性だ。
ポールさんはこの話を、地元テレビ局KTVUの記者フランク・サマービルさんにメール。6月29日、フランクさんがそれをフェイスブックに投稿したところ、大反響を呼んでいる。
出展:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190706-00000015-nkgendai-life
どんな花壇なのか気になったので現地の情報をまとめてみました。
1. KTVUのフランク・サマービルさんとは
フランク・サマービルさんは本名フランク・ウィリアム・サマービル(英:Frank William Somerville)、1958年3月19日生まれの61歳。
カリフォルニア州サン・ルイ・オビスポ出身、サンフランシスコ大学出身のジャーナリスト兼ニュースキャスターです。
カリフォルニア州オークランドで夕方5時、6時、10時、11時のニュース番組で司会を務めています。
エミー賞受賞歴3度の名キャスターです。
結婚し二人の娘がいますが、一人はアフリカ系の養子です。
とても心の優しい人です。 博愛主義。
過去に人種差別主義の方のことを報道しなければならなかった時、番組内だったのい怒りで取り乱したこともあったそうです。
心温まる記事はこういう正義感が強く優しいキャスターさんだったからこそ発信されたのでしょうね。
2. 花壇の画像
花壇はサンタ・ローザの街中にあります。
駐車場の隙間位置にあるのですね。 ここをポール・ミラーさんが花壇にしていました。
出展:https://www.facebook.com/FrankSomervilleKTVU/
ひまわりが咲いていた時期の様子
出展:https://www.facebook.com/FrankSomervilleKTVU/
ポールさんが植えたひまわりを刈り取って子供の養護施設に持っていく女性
出展:https://www.facebook.com/FrankSomervilleKTVU/
鳥が水を飲んだり、水浴びが出来る様にした手水鉢も設置
出展:https://www.facebook.com/FrankSomervilleKTVU/
非常に心温まる話ということで、835件のコメントと1929件のシェア
出展:https://www.facebook.com/FrankSomervilleKTVU/
3. まとめ
ポール・ミラーさんの写真が載っていなかったのが残念でした。
善行が善行でループすると言う良い連鎖で人間、捨てたものでないなと心が洗われました。
フランク・サマービルさんのFacebook投稿にはこういった類の心温まる記事が多いので英語に強い方はこちらのリンクからどうぞ。
https://www.facebook.com/FrankSomervilleKTVU/