トランプ大統領人種差別ツィート標的女性議員は誰?真相?

トランプ大統領の人種差別的ツイートが問題になっています。

女性議員に「なぜ国に帰らない」、トランプ大統領のツイートに批判

アメリカのトランプ大統領は14日、国外にルーツを持つ野党民主党の女性議員に対し「なぜ国に帰らないのか」などとツイッターで投稿し、批判が広がっています。

トランプ氏は14日、ツイッターに、「民主党の革新的な女性議員はもともと政府が完全に失敗し、世界のどこよりも腐敗した無能な国から来ている」、そして「なぜ出身国に帰り、完全に崩壊し犯罪のはびこる場所を立て直す手助けをしないのか」などと投稿しました。名指しはしていないものの、祖先がプエルトリコ出身でニューヨーク生まれのアレクサンドリア・オカシオ=コルテス氏や、幼少期にソマリアから移住したイルハン・オマル氏ら4人の女性議員を念頭に置いたものとみられています。

こうしたなか、14日はトランプ大統領がニューヨークなどの主要都市で不法移民を一斉に摘発すると予告していた日ですが、ロイター通信は、大規模な摘発の情報は確認されていないとしています。一方、CNNテレビなどは、摘発は始まった模様だと伝えているものの、その規模は不透明です。

この摘発をめぐっては、国外退去を命じられながらも不法滞在しているおよそ2000人が対象とされていて、各地で抗議活動が行われるなど物議を醸しています。(15日11:43)

出展:https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20190715-00000019-jnn-int

大統領の人種差別的ツイートは問題ですが、そもそもなぜトランプ氏はこの様なツイートを発信したのでしょうか?ターゲットとなった女性議員とは? まとめてみました。

1.トランプ大統領問題ツイート全貌

トランプ大統領の問題になっているツイートは以下3つです。

「”革新的な”共和党の女性議員の出身国は世界中で最も無能で腐敗し機能していない最悪な行政機能を持っており、

世界中で最も素晴らしくパワフルな米国に対して悪辣に行政制度の改善を訴えてきている。

なぜ彼らは犯罪率が高く行政が機能していない国に戻って国の立て直しに尽力しないのだろう?

そしてこの国に戻って、

改善の実績を示せば良い。それらの国はあなた達のサポートが必要なので一刻も早く行った方が良い。合衆国下院議員議長のナンシー・ペロシーさんが彼女達の旅行の手配を喜んでやってくれることでしょう。」

・・・という発言です。

 

CNNでもこれを問題発言としてとらえ特集しています。

 

2.トランプ大統領のターゲットになった女性

トランプ大統領のターゲットになった女性議員は、

(1)アレクサンドリア・オカシオ=コルテス議員

 

出展:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%82%AA%E3%82%AB%E3%82%B7%E3%82%AA%EF%BC%9D%E3%82%B3%E3%83%AB%E3%83%86%E3%82%B9

ニューヨーク市ブロンクス区出身で、ブロンクス生まれの父親とプエルトリコ出身の母親を両親に持ち労働者階級の家庭で育ち、ボストン大学に進学して経済と国際関係を学ばれました。。

1989年10月31日生まれの29歳。独身

大学2年生の時に父親が亡くなり、掃除婦とスクールバスの運転手として働いていた母を支えるため、マンハッタンのタケリア(タコス料理店)でバーテンダー兼ウェイトレスとして、ときに一日18時間にも及ぶシフトで働いた経験も持つ苦労人です。

トランプ氏のツイートに対して以下メッセージをツイッターで発信。

「大統領、私が所属し忠誠を誓う国は米国です。

しかしながら、あなたが命じて米国・メキシコ間に構築した壁であなた個人と工事関係者が得た利益と移民希望者になされている非人道的な収容施設の運営を鑑みるとあなたが言っている政治の腐敗があなたの足許で発生していると断言してもよいでしょう。」

(2)イルハン・オマー議員

出展:https://en.wikipedia.org/wiki/Ilhan_Omar

ソマリ出身でアメリカに帰化した議員です。1982年10月4日生まれ。36歳。3時の母。

ノース・ダコタ州立大学出身。

 

「最も腐敗した無能な大統領」と反論。

(3)アヤナ・プレスリー議員

 

出展:https://en.wikipedia.org/wiki/Ayanna_Pressley

米オハイオ州シンシナティ生まれイリノイ州シカゴ生まれ。

1974年2月3日生まれ。ボストン大学卒業。

彼女は純粋なアメリカ人です。 貧しい家庭出身で貧困を救う政策活動に尽力されています。

「これは人種差別発言です。我々は民主主義政治を行なっており、この地に根を下ろして生活する。我々家族をけなし排除する者を排除するために我々は戦う!」とトランプ氏のツイートを非難しています。

(4)ラシダ・トリーブ議員

出展:https://en.wikipedia.org/wiki/Rashida_Tlaib

1974年7月24日にパレスチナから移住してきた両親の下、生まれました。

ミシガン州で初めてのイスラム教徒の女性議員です。

「”同士のみんな、力を合わせる時が来たよ” 家庭・議院の仲間達、力を合わせてがんばりましょう!」・・・と仲間を鼓舞するメッセージを発信。

 

さらに以下の方々がこの女性4名を支援する声明を発表しています。

ワシントンポスト紙のJMリーガー記者によると、

「下院副議長のベン・レイ・ルーヤンさんがトランプ氏のツィートは議院に犯罪だらけの故郷に帰れと命じておりこれは人種差別主義だ。」と表明したものをツィート。

 

トランプ大統領のツィートにも登場したナンシー・ペロシ下院議院は、

「トランプ大統領の外国人排除表明は米国を分断する為、全く共感できない。議院を攻撃するよりも、世界から尊敬されるアメリカとなる様に、人道的な移民政策の実現に彼は尽力するべき。非難攻撃は止めよ!」

下院議院ナネット・バラガンさん

「トランプ大統領がアメリカ合衆国移民・関税執行局に出した排除命令はとても残酷です。この命令があなたの生活を脅かす様なら、私と私の支援団体があなたのことを護って見せます。

あなたは一人ではありませんので安心してください」

とコメント。

 

トランプだいとうりょうのツィートに合わせて、違法に米国に滞在している者を検挙する法令が施行されたことに対するメッセージでした。

 

3. メディア・その他米国議員の声

各メディアや米国議員は以下の様に発信しています。

Fox News 「あれは人種差別主義のツィートだ」

 

CNN「とても排他的で人種差別主義の発言だ。この国は移民で構成されている。我々は移民者の娘であることを誇りに思う。」とバラガン議員がトランプ氏の差別発言に対する反論。

バラガン議員がトランプ氏の発言はとても人種差別主義と非難。

ジャスティン・アマッシュ下院議員

「(ほとんどはここで生まれ育った)アメリカ国民に”犯罪まみれの出身国に帰れ”と言うのは人種差別で最低だ」

非営利団体-メディア・マターズ

「Foxネットワークとその関係者はトランプ大統領の民主党女性議員に国を出ろと言う暴言に反発する姿勢を支援している」

 

4. まとめ

トランプ大統領の暴言は今に始まったことではないですが、これは酷いですね。

根底には排他的な思想が身についているのでしょう。

このツィートが次期大統領選挙にどの様な影響がでてくるか?見ものです。

 

 COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


関連記事

(顔画像)ジーン・キャロル-トランプ大統領が23年前に性的暴行と告白

トランプ大統領次男エリック氏が唾を浴びたシカゴのレストランは?

美女マデレーン・ウェスターハウトwikiトランプ大統領個人秘書を首になった理由

ステファニー・グリシャムWiki米国新美人報道官経歴、家族と給与

イライジャ・カミングスwikiトランプ中傷黒人議員の選挙区の様子

ドナルド・トランプ氏と付き合っていた13人の美しい女性達