アメリカのインディアナ州で昨年オートバイ事故をおこした人物を救った看護師の娘さんが出展したレモネードスタンドに、事故で救われた人物を含めて30人のオートバイ野郎が集結して皆がほっこりしたというニュースが話題になっています。
少女のレモネードスタンドにバイク野郎が大挙した感動秘話
少女がレモネードを売る即席の売店に、数十人の“バイク野郎”が列をなし……奇妙な動画に秘められた物語が、人々の心を動かしている。
米地方テレビ局RTV6(9月18日付電子版)などによると、インディアナ州デンバーで2018年9月、数台のオートバイを巻き込む交通事故が起きた。
たまたま現場近くに居合わせた女性看護師のダリン・スターチさんは、すぐに応急処置を行った。負傷の深刻さの度合いを判断し、ヘリで病院に搬送する順番を決め……救急隊員が来るまで現場を仕切ったのだ。
負傷者には、事故現場から250キロほど北のウィスコンシン州ミルウォーキーを拠点にするバイク集団「ミルウォーキー・アイアン」のメンバー5人が含まれていた。
ダリンさんの適切な判断と処置もあり、5人は全員重傷を負ったものの、一命を取り留めた。その後、グループからダリンさんに連絡があり、メンバーたちから感謝のメッセージが寄せられたという。
あれから1年。ダリンさんと一緒に事故現場に居合わせた娘のブリアンちゃんが、レモネードスタンドを9月15日に出すというので、フェイスブックで友人・知人にそのことを告知したところ、ミルウォーキー・アイアンの知るところとなった。
「昨年、俺たちの仲間を助けてくれた看護師さんの娘がレモネードスタンドを出すらしいぜ。みんなで行こう!」と話がまとまり、ミルウォーキーからバイクに乗り、大挙してやって来たのだ。写真は、その時の様子をブリアンちゃんの祖父ジョー・スロッピーさんが撮影した動画のひとコマだ。
突然現れたバイク集団に、ブリアンちゃんもダリンさんもビックリ! 訪れたメンバーの中には、事故で瀕死の重傷を負いながらも無事に回復した男性もいて、ダリンさんと抱き合い、1年ぶりの再会を喜んだ。
ダリンさんはRTV6にこう語った。
「みんなで来てくれて、娘の1日が素晴らしいものなりました。娘は大喜びしてたわ」
「おかげで娘のレモネードスタンドは忘れられないものになりました。それだけでなく、あの人たちと再会して、今は元気に過ごしている姿を目にするなんて、本当に素晴らしい驚きでした」
出展:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190921-00000013-nkgendai-life
1. 事故が発生した場所
事故がおきたインディアナ州のデンバーは、インディアナ州の中心にあるインディアナポリスから北に100キロほど離れた場所にある人口500人未満の小さな街です。
バイカーがミルウォーキーから訪問したそうですが、ミルウォーキーはインディアナ州の隣のイリノイ州とウィスコンシン州の州境にある街で、380キロ離れています。
車だと4時間くらいかかりますね。
こんな人がいない、交通に不便な場所で事故をおこして助けられたら、そりゃ恩を感じますよね?
2. レモネードスタンドとは
レモネードスタンドとはアメリカの幼稚園から小学生くらいの子供達がお小遣い稼ぎをするために自宅の庭などに仮設スタンドを建てて、ご近所の方々にレモネードを販売するままごとの様なお店です。
出展:https://www.sprucegroveexaminer.com/news/local-news/lemonade-stand-day-raising-money-for-stollery
だいたい一杯$0.25から1.50(日本円だと50円から200円くらいの感覚)で販売されることが多いです。
ダリンちゃんの様に小さな街に住んでいたら、レモネードスタンドに来てくれる人も少ないので、このバイク野郎による思わぬ訪問は嬉しかったことでしょうね。
なお、アメリカでは幼い頃からこの様にお金を稼ぐことの大切さを学ぶために、幼児くらいからレモネードスタンド屋や芝刈りの手伝いなどでお小遣い稼ぎをしだします。
日本よりも物騒なアメリカで大丈夫?と思われる方もいらっしゃると思いますが、当然、保護者の監視下で行われることなので子供達は安全です。
3. 感動の映像
バイクに乗った大柄な人物が大挙して押し寄せる様子は壮観です。
事故で助かったバイカーと助けた看護師のダリンさんとの再開の様子も感動的です。
これはうるっとなりますね。
4. ネットの声
こういう野郎共がいつか虹の橋を渡って猫に生まれ変わって、 #雑巾野郎 になるに違いない。 #夜廻り猫
少女のレモネードスタンドにバイク野郎が大挙した感動秘話(日刊ゲンダイDIGITAL) https://t.co/lzriVfIF1O— 貴句生@neverforget益城・山田 (@FBcommunitarian) September 21, 2019
少女のレモネードスタンドにバイク野郎が大挙した感動秘話(日刊ゲンダイDIGITAL) https://t.co/C9AKkXM9oU
アメリカのバイクチームってドラマではほぼ暴走族として描かれてるけど、いい話もあったもんだな🏍️
— 黒丸【発売中‼️くだプリ🍮絶滅③🐯古生物食堂🍳】 (@kuromaru_) September 21, 2019
日本でもこの手の話題がいっぱいの優しい世の中になってほしいhttps://t.co/cukNIy6qVy
— おておかわり (@OteOkawari_MMD) September 21, 2019
ちょっとうるっときたhttps://t.co/agKxsrkPfy
— melonpan (@melonpan9348361) September 21, 2019
5. まとめ
善行は良い行いで返ってきますし、悪行は気分が悪くなる様思いで返って来るカルマという言葉の意味を再認識させていただきました。
人間徳を積むのが大切だ・・・ということを学習いたしました。