トヨタ自動車が自社で生産している車両とOEM供給しているマツダの車両で合わせて5.9万台をリコールすることを発表しました。
1. 不具合
自動車の後輪を駆動させるリアアクスルのオイルシールの材質が低温環境下で異常に磨耗しデファレンシャルオイルが漏れることで、最悪の場合、漏れたオイルがブレーキシューに付着してブレーキをかけても車が止まらずに事故を誘引してしまう可能性があります。
オイルシール交換の様子
出展:https://www.2carpros.com/articles/rear-axle-seal-replacement
その為、安全基準を満たしたオイルシールとの交換がなされます。
リコールはメーカー側のミスによる不良品の発生ですので、修理費用を持つのはメーカーですので対象車種をお持ちの方は速やかにディーラーにお申し出いただきます様よろしくお願い申し上げます。
2. 対象車種
今回のリコールの対象車種は
トヨタ自動車の平成26年 8月 4日から平成26年 9月 1日に製造されたプロボックスとサクシードDBE-NCP55VのNCP55-0125685からNCP55-0126225 計482台と
同じくプロボックスとサクシードDBE-NCP165Vで平成26年 9月 1日から平成31年 3月 6日に製造されたNCP165-0001003からNCP165-0060968の計58,944台
Probox
Succeed
プロボックスとサクシードは姉妹車で、フロントグリル、フェンダー、バンパーなどの形状と全長・全高が微妙に異なります。
出展:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%A8%E3%82%BF%E3%83%BB%E3%82%B5%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%89
そしてマツダ自動車にOEM納入されているDBE-NCP165M ファミリアバン のNCP165-7000000~NCP165-7000244で平成30年 6月11日~平成31年 3月 5日に製造された計245台です。
トヨタからOEM供給を受けているファミリア・バン、形状はプロボックス・サクシードとほぼ一緒です。
出展:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%84%E3%83%80%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%9F%E3%83%AA%E3%82%A2
3. ネットの声
【トヨタ 3車種6万台リコール】https://t.co/rWUriegUfG
トヨタ自動車は、制動力が低下する恐れがあるとして小型貨物車「プロボックス」など3車種計5万9671台のリコールを国交省に届け出た。対象車は他に「サクシード」とマツダから受託生産した「ファミリアバン」。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) September 26, 2019
トヨタ「プロボックス」「サクシード」など5.9万台リコール 潤滑油漏れで制動力低下の恐れ:北海道新聞 どうしん電子版 https://t.co/Ii7lctZEjj
— 北海道新聞 (@doshinweb) September 26, 2019
独自の「ブラックボックス」
あるんじゃ⁉️トヨタ 3車種6万台リコール 2019年9月26日 https://t.co/pqwwYaf0Kl— Hiro (@Hiro84571305sky) September 26, 2019
トヨタ3車種5.9万台リコール #トヨタ自動車 #自主回収・リコール #国土交通省 https://t.co/9p3PJX2BLR
— ニフティニュース (@niftynews) September 26, 2019
4. まとめ
これらの車をお乗りの方はお手数をおかけしますが、至急お近くのディーラーに行って修理を受けていただきます様よろしくお願い申し上げます。
駆動系でのリコールはそのまま放置しておきますと事故に遭遇してしまう可能性もありますので、放置しておくと大変です。
よろしくお願い申し上げます。