ティファニーがソーシャルメディアに掲載した中国人モデルが右目を覆う広告で中国人の避難を浴び、削除に追われる騒動がありました。
ティファニー広告に中国人抗議=片目姿は「香港デモ支持」
米高級宝飾ブランドのティファニーが7日、中国人女性モデルが手で右目を覆う広告写真をソーシャルメディア上に掲載したところ、香港のデモを支持していると中国人の非難を浴び、削除に追われる騒動があった。
出展:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191009-00000030-jij-cn
どんな広告なのでしょうか?探してまいりました。
1. ティファニーとは
世界的に有名な宝飾品および銀製品のブランドです。
日本人の間では、オードリー・ヘプバーンが主演した映画『ティファニーで朝食を』があまりにも有名で、多くの女性の憧れの的となっております。
創業はアメリカにて1837年9月18日で、現在は、ロンドン・ローマ・シドニー・東京など世界20カ国の主要都市にてブランドショップを経営しており クリスマスなどの贈り物としてオープンハートのペンダントが人気です。
宝飾品のお店として有名ですが、
- アメフトNFLの決勝戦スーパーボウルのヴィンス・ロンバルディ・トロフィー
- メジャーリーグ・ワールドシリーズのコミッショナーズ・トロフィー
- バスケットボールNBAのラリー・オブライエン・トロフィー
- 米プロサッカーリーグのMLSカップ
- テニスの全米オープンの優勝トロフィー
- NASCARスプリントカップ・シリーズの優勝トロフィー
- ワールド・ベースボール・クラシックの優勝チームに渡された純銀製の優勝トロフィー
- 日本プロ野球のセントラル・リーグ優勝トロフィー
- サッカーJリーグカップの優勝トロフィー
・・・といったプロ・スポーツ機構のトロフィーもデザインしていることから多くのスポーツ選手の間での憧れのブランドでもあります。
この様な人気のブランドですが、中国は、アメリカ・日本に次いで世界3番目の規模を誇る市場だったため、ブランドとしては軽視することができません。
まずは、今回ティファニーが広告を削除したことに対するネットの反応を見ていきたいと思います。
2. ネットの声
ティファニーは、中国の圧力に屈するべきではない!
一度譲歩をしたら、トコトンつけこんで来る!
経済は大事であるが、経済より大事なものがある!
経済のために失うものの方が大きいことに気づけ!ティファニー広告に中国人抗議=片目姿は「香港デモ支持」(時事通信) https://t.co/mFlVXSOpO1
— 女神の微笑 (@dbabcd_dk) October 9, 2019
NBAの次はTiffanyも反対するのか。
いっそのこと全世界を反対したら?
自分の国が大好きなら、外国製品すべてを使用禁止して、中国の夢とやらを実現させましょう。 pic.twitter.com/cQB1EEnFY8— ヨウくん (@zhuye0222) October 9, 2019
アメリカの企業はみんな中国に頭が上がらず。ブリザードのeスポーツ選手が香港を支持する的な内容の声明を出したので、ブリザードに解雇された。他に中国の言うことを聞いた反香港企業はティファニー、スニーカーのVans。一生買わん‼️
— Meg (@meguchan203) October 8, 2019
NBAのチームオーナーが香港デモ支持のツイしたら中国企業の契約破棄が相次いでNBAが謝罪。したら議員がNBAを非難とか、どうすりゃいいのか状況。山梨で宝飾品を中国に売ろうって話があるから、ティファニーの後釜を狙うかw なんにしろ商売かかわったら中国批判はできない…https://t.co/CthZh1SdXK
— らじうむ小山 (@Ra_koyama) October 9, 2019
ヤルなぁ。ティファニーも見習ったらどうや?https://t.co/VfsbVrLFxP
— Zak@Chiba (@zaklab) October 9, 2019
”中国はティファニーにとって、米国と日本に次ぐ得意先という” 金に目がくらむ姿、消費者は見ていますよ
— ミゼレーレ (@arawanue) October 9, 2019
中国の言いなりになって、警告されただけで簡単にツイートを削除したってことですね。本当に残念だけど、もうこれから私はティファニーを買う気にはならないと思うわ。品があるブランドだと思ったのになぁ〜
— Rosa Catlover (@CatloverRosa) October 8, 2019
なかなか手厳しいものが多いですね。 それでは次に問題の広告がどんなものなのか?見てみましょう。
3. 問題の広告
こちらが問題の広告です。
特に政治的なメッセージを感じませんが、怒れる人はかみつけるものにはなんでもかみつきたがりますからね・・・。
ちなみに、欧米人を用いた広告で上の様なものもありますが、これについては、現時点、クレームが出ていない様です。
目を隠す広告を作成するのが好きな会社ですね・・・。
4. まとめ
中国とアメリカが経済戦争に突入してから中国のアメリカ企業に対して厳しいものになった気がします。
日本人の感覚ですと、いいがかりの様に感じますが・・・。
香港の件も含めまして早く世界に平和が訪れてほしいと思いました。