薬の保険適用を外す政府の増税策に怒りの声が殺到しています。
市販類似薬は保険対象外 病院処方の風邪薬など 医療費抑制へ政府調整
政府は30日、全世代型社会保障改革の一環として、市販の医薬品と同じような効果があり代替が可能な薬(市販品類似薬)について、公的医療保険の対象から除外する方向で調整に入った。
市販品は全額患者負担だが、病院で処方箋をもらって薬を購入する場合、自己負担は1~3割で、残りは税金や保険料から賄われる。政府は自己負担を引き上げることで医療費抑制につなげたい考えだ。
政府は、全世代型社会保障検討会議が12月中旬にまとめる中間報告に盛り込むことを検討しており、来年以降、随時進めていきたい考えだ。
保険除外の対象として想定しているのは風邪薬や花粉症治療薬、湿布薬、皮膚保湿剤、漢方薬などの軽症薬。これらの薬を市販品より安く入手するために、患者が病院で受診するケースは多く、かねて過剰な受診を招く要因になっていると指摘されていた。
また、がん治療で使われるオプジーボやキムリアなど超高額薬の相次ぐ登場は、医療保険財政を圧迫する要因になっている。政府は「大きなリスクは共助、小さなリスクは自助」との考え方に基づき、「大きなリスク」を支えるための改革は避けられないと判断した。
健康保険組合連合会(健保連)は、市販薬で代替可能な薬剤費は年2126億円に上ると試算している。どの薬を保険対象外にするかによって抑制額は変わってくる。
このほか、フランスで導入されている薬剤の種類に応じた自己負担割合の設定や、スウェーデンで行われている年間の薬剤費の一定額まで全額自己負担にするような仕組みも検討の俎上に載っている。
ただ、日本医師会は市販類似薬の保険対象からの除外について「軽微な症状での受診を控えることにより、重症化する恐れがある」「重篤な疾患だけを保険給付の対象とすれば社会保険の恩恵が薄れる」などと反発している。
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【公的医療保険制度】自営業者らが入る国民健康保険、中小企業の社員向けの全国健康保険協会(協会けんぽ)、大企業の社員が中心の健康保険組合、公務員らの共済組合などに大別され、国民はいずれかに加入して保険料を納める。保険が適用されれば原則1~3割の自己負担で治療を受けられる。75歳以上は後期高齢者医療制度に移る。2018(平成30)年度の医療費は39兆円だった。政府推計によると25(令和7)年度に47兆円超、40(同22)年度に66兆円超に膨張するとされ、医療費の抑制が課題となっている。
出展:https://news.livedoor.com/article/detail/17460302/
1.ポイント: 薬を保険適用外にしなければならない理由
今回政府は、
- 風邪薬
- 花粉症治療薬
- 湿布薬
- 皮膚保湿剤
- 漢方薬
などの軽症薬と言われる処方箋が無しで薬局から購入できる薬品を「市販品より安く入手するために、患者が病院で受診するケースは多く、かねて過剰な受診を招く要因になっている」という理由で健康保険の負担額が増加の傾向にあることから。保険の対象外にするという対策に乗り込むことになりました。
また、
- がん治療で使われるオプジーボ
- キムリア
などの超高額薬を医療保険制度で負担するには今後高齢者が増えていく状況にある中、現在の保険制度では制度を維持するのは困難なことから改革は避けられないと説明しています。
日本は他の先進国と比較しても医療制度が安く、お年寄りたちの社交場の様になっている病院で患者の負担額を増やすことで何とか皆長生きで健康な生活を乗り越えられる様にしようと考えている訳ですね。
2.みんなの声
『市販類似薬は保険対象外 病院処方の風邪薬など 医療費抑制へ政府調整』そもそもカゼに効く薬は何処にもない。医療機関もカゼを治す場ではない。カゼか、カゼでない重症な疾患かを鑑別する場所だ。こうした知識の普及に努めるべきで、自己負担増で受診抑制してはならない。https://t.co/LuKLB1otDd
— 木村知(きむらとも) (@kimuratomo) December 1, 2019
https://t.co/4EZk0ILJEq
医者に遊びに行く老害は8割負担にしないと減らない。
2割負担くらいじゃ昔の楽勝で金稼げた世代の金融資産では痛くも痒くもない。
医療費はどの世代が使っているのかしっかり見て対策を立てる。これって当たり前。今の政権のように全世代に対してというのは全く無意味だ。— ティラちゃん (@oishiyoyo) November 30, 2019
最悪だ……花粉症が軽症だと?毎年気管支炎やら喘息を併発して命がけだっつーの。国策で植えまくったスギ花粉が原因なんだから、国が責任持つの当たり前だろ💢💢だったら杉の木、伐採しろ💢💢💢(過激派)
https://t.co/EeJl4p4cQK— なつめ@君と僕の物語 (@na2me_na) November 30, 2019
国策で植えた杉を全部斬り倒してからにしてくれ。
https://t.co/IH1m6XvFMp— A_N (@Ayamochi_N) November 30, 2019
https://t.co/Hvip4FAi5t
時々情報がでていたが・市販の医薬品と同じ様な効果があり代替が可能な処方薬は公的医療保険の対象から除外する方向で調整に入ったと
・「来年以降、随時進めていきたい考え」と
対象は
・風邪薬
・花粉症治療薬
・湿布薬
・皮膚保湿剤
・漢方薬
など◯色々と大変だ
— 大津秀一🍀早期から緩和ケア医師🍀院長🍀診断時からの緩和ケア外来クリニック🍀遠隔診療全国対応 (@shuichiotsu) November 30, 2019
アトピっ子の次女の治療の要が保湿剤なんですが、「軽微」とか「安易な受診」とか言われて除外されるの辛い……これ、前にヒルドイドが美肌効果があるとかいうデマが広まって、処方してもらおうという人が増えたせいだとしたら本当に泣ける。 https://t.co/Pa16fRevkY
— 相川晴(HAL) (@halproject00) December 1, 2019
あまりこの垢で政治の話はしたくないんだが、高齢者の医療費を2割にあげるとか、市販類似薬があったら公的医療機関の薬は保険対象外にするとか、何のために税金を10%にあげたのって話じゃない??
— タチバナ マユラ (@ran_draco) December 1, 2019
確か、市販類似薬は自費って小泉進次郎チームの提案ですよね。やっぱりパパと似ててロクなことしない。コイツと竹中平蔵組んだら日本終わり。日本終わりって言葉嫌いだけどマジで終わり。https://t.co/GumqFMJjA7
— chriskyogetu (@chriskyogetu1) December 1, 2019
凄い事言い出したな。そもそも花粉症の元の木植えたのは誰ですか。好きで花粉症なんじゃないわ。風邪と違ってマスクしてても完全には予防出来ないし毎年咳に発熱に皮膚炎出たりで大変なんだぞ。https://t.co/VKC8z3bSTb
— 香莉 (@syan_ree) December 1, 2019
市販類似薬が保険対象外に…『風邪や花粉症くらいで病院に行くな』ということでしょうか。消費税が10%に増税され、少しでも国民に還元されるのかと思いきや、還元されるのはよく分からないポイントばかりで、政治家は相変わらずお金を不正に扱うなど管理がだらしなくて…何だか脱力してしまいます。
— Childish Teacher (@TeacherChildish) December 1, 2019
庶民の生活にとっては大打撃
自民党に人の心はないのか
https://t.co/15mIrrBh2O— あやか (@ayaka_and_you) December 1, 2019
3.まとめ
風邪や花粉症、あとアトピーなどの患者さんにとっては大変な制度の導入ですね。
高齢患者が増える中、日本の景気が後退しているので制度の見直しは仕方が無いのでしょうが、安倍政権と小泉シニア・ジュニアのやってることがチャランポランなので怒りたくなりますね。
庶民を代表してこの記事を投稿させていただきました。