阪神タイガースが前クリーブランド・インディアンスのジョン・エドワーズ投手と来季の契約を結んだことを発表しました。
阪神、新外国人右腕エドワーズの獲得を発表 ガン克服で復活、米通算250試合は全て救援
阪神タイガースは21日、新外国人選手として前クリーブランド・インディアンスのジョン・エドワーズ投手と来季の契約を結んだことを球団公式サイトで発表した。 エドワーズは米国イリノイ州出身の31歳(2020年1月8日に32歳)で、身長196センチ、体重108キロの大型右腕。2006年のドラフトでセントルイス・カージナルスから14巡目(全体436位)指名を受けて入団し、2014年にテキサス・レンジャーズでデビューを果たした。 その年のオフに精巣がんが発覚したが、切除手術を受け克服。幸い経過は良好で、翌2015年はレンジャーズとサンディエゴ・パドレスで自己最多となる計22試合に登板して復活を示した。 そして2018年にインディアンスに加入し、メジャー4年目となった今季はリリーフで9試合のみの登板ながら、メジャー初勝利を含む2勝0敗、防御率2.25と結果を残した。 米分析サイト『ファングラフス』によれば、持っている球種は速球(今季の平均球速93.5マイル:約150キロ)、スライダー(同86.1マイル:約139キロ)、カーブ(同79.9マイル:約129キロ)の3種類。 キャリアを通じてマイナーリーグで過ごすことも多く、マイナー通算201試合、16勝9敗、防御率3.41、261回を投げて与四球155、奪三振338、被本塁打19。メジャー通算では49試合で2勝0敗、防御率3.67、41回2/3を投げて与四球31、奪三振46、被本塁打8。マイナー、メジャーともに先発の経験はなく、“救援のスペシャリスト”としてプロ生活を送ってきた。 エドワーズが球団を通じて発表したコメントは次の通り。 「来季、日本でプレーをするにあたり、まずはこのような機会を与えていただいた阪神タイガースに、私と家族は心から感謝しています。これまでのプロ野球の世界で良かったこと、上手くいかなかったことの両面がありましたが、また日本で新たな人生の1ページが始まると思うと非常にワクワクしています。藤川球児投手につなぐ役割を全うして、阪神タイガースの優勝に貢献します」 阪神は今オフ、ジャスティン・ボーア内野手をはじめ、ジョー・ガンケル投手、ロベルト・スアレス投手、ジェリー・サンズ外野手が新たに入団。新外国人としてエドワーズが5人目となるが、阪神の来季へ向けた熱量がうかがえるストーブリーグとなっている。
出展:https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191221-00010002-baseballc-base
1.ジョン・エドワーズ投手とは
ジョン・エドワーズ投手は本名をジョナサン・ベンジャミン・エドワーズ(英:Jonathan Benjamin Edwards)と言い、1988年1月8日生まれ、米国イリノイ州シカゴ出身の右腕投手です。
エドワーズ投手はテキサス州ケラーにあるケラー高校出身で2006年にセント・ルイス・カージナルスに外野手として14巡目に指名されています。
カージナルスでは2010年まで所属していましたが大リーグで試合に出場する機会は無く、2011年は独立リーグのユナイテッド・ベースボール・リーグに所属するサン・アンジェロ・コルツとペコス・リーグに所属するアルパイン・カウボーイズでプレイしていました。
2012年に再びテキサス・レンジャーズとマイナー・リーグ契約を結ぶことになったのですが、この時は投手として契約し、2014年8月になってようやく大リーグデビューを果たしています。
しかし、その年に精巣がんが発覚しています。
そして、2015年にはレンジャースからサンディエゴ・パドレスにトレードされましたが、翌年はマイナー・リーグ契約でパドレスと契約することになったもののシーズン後は契約解除という憂き目にあっています。
2018年にはクリーブランド・インディアンスとマイナー・リーグ契約を締結することになり9月1日に再び大リーグに呼ばれたものの、その1年後にはマイナーリーグのコロンブル・クリッパーズに放出され、その後は3度フリー・エージェントとなっていました。
この様な浮き沈みの激しい選手生活を送ってきたエドワーズ投手ですが、持っている球種は速球(今季の平均球速93.5マイル:約150キロ)、スライダー(同86.1マイル:約139キロ)とカーブ(同79.9マイル:約129キロ)の3種類。
身長197cm、体重107kgという恵まれた体格を生かして来シーズン、阪神タイガースでどの様なピッチングをしてくれるのか今から楽しみです。
2.ジョン・エドワーズ投手のピッチング
最近のジョン・エドワーズ投手の様子
テキサス・レンジャーズ時代のエドワーズ投手
大リーグデビューの試合
パドレス時代のエドワーズ投手
3.ネットの声
阪神 新外国人 ジョン•エドワーズ
2019年MLB全打数ハイライト
(四死球は排除) pic.twitter.com/pC5rM1BItb— NPB外国人選手好きのtweet🦈 (@cpmmaff) December 18, 2019
阪神がジョン・エドワーズ投手を獲得。プロ入り5年間全く芽が出ず、独立リーグに拾われ1日50㌦でプレー。その後精巣ガンに侵され、右肘手術を受け、不動産を売り、3つの球団をクビになり、昨年或る投手が送ったビデオのお陰でメジャー再昇格という波瀾万丈の人生。こういう男を応援したくなる。
— 福島良一 (@YoshFukushima) December 21, 2019
【阪神】
新外国人
ジョン・エドワーズ投手(31)
獲得へ
交渉は最終局面https://t.co/gG2gAfSWyO
(スポニチ)常時150㌔超のストレートと
スライダーが武器のパワー型今季成績《インディアンス》
メジャー
→9試合2勝0敗、防御率2.25
マイナー
→41試合6勝1敗、防御率4.22
計49回62K
奪三振率11.39— いけっち(26)は155cmだぞd(‘∀’*) (@HT___no1) December 17, 2019
【阪神】
新外国人
ジョン・エドワーズ投手(31)
獲得発表https://t.co/JFWOa8J4cQ「このような機会を与えていただいた阪神タイガースに、心から感謝しています。日本で新たな人生の1ページが始まると思うと、非常にワクワクしています。藤川投手につなぐ役割を全うして優勝に貢献します」
(中スポ)— いけっち(26)は155cmだぞd(‘∀’*) (@HT___no1) December 21, 2019
阪神タイガースが獲得調査🐯
2015年から推奨していた当垢のリリーフのジャバリ•ブラッシュ枠ことジョン•エドワーズ! 途中シーズンを棒に振るような故障にも見舞われましたが、不屈の精神で復活。どうしても全盛期からは落ちてはしまっていますが、5年の時を超え遂に来日してくれそうです!㊗️ https://t.co/LIC9H8rICz— NPB外国人選手好きのtweet🦈 (@cpmmaff) December 17, 2019
阪神、右腕エドワーズを獲得 救援候補https://t.co/2eJd2U9D7M
今季米大リーグのインディアンスでプレーした米国出身のジョン・エドワーズ投手(31)=196センチ、108キロ、右投げ右打ち=を獲得。1年契約で年俸80万ドル(約8700万円)。
— 産経ニュース (@Sankei_news) December 21, 2019
4.まとめ
何度も浮き沈みを経験しているエドワーズ投手ですが、ファンはこういう苦労人を応援したくなります。
30歳を超えてから異文化の日本で挑戦することになるエドワーズ投手の活躍を心から応援したいと思いました。