米国でインフルエンザが流行中で多くの犠牲者がでています。
The flu has already killed 10,000 across US as world frets over coronavirus
Key Points
- The flu remains a higher threat to U.S. public health than the new coronavirus.
- This flu season alone has sickened at least 19 million across the U.S. and led to 10,000 deaths and 180,000 hospitalizations.
- Roughly a dozen cases of the deadly coronavirus have been identified in the U.S., though the number has mushroomed across its outbreak zone in China.
出展:https://www.cnbc.com/2020/02/03/the-flu-has-already-killed-10000-across-us-as-world-frets-over-coronavirus.html
日本では武漢で発生したコロナウィルス について、より多くメディアで発信されていますが、実は被害者の数は米国のインフルエンザの方が多く、日本では何の対策も取られておらずまた多くの日本国民がその実態を知らないことについて問題に思えます。
当記事では現在米国で流行中の驚異的なインフルエンザについてまとめてみました。
1. 2020年米国のインフルエンザについて
米国では急激に寒くなり、(年によっては)雪が降り始める9月くらいからインフルエンザが流行だし、2月頃にピークを迎え、5月ごろまでその傾向が続きます。
米疾病対策センター(英:Centers for Disease Control and Prevention 略称”CDC”)によりますと本年度のインフルエンザの患者数は1900万人で亡くなられた方の数は1万人を超えていることが判明しています。
また、CDCの最新データによりますと、1月25日までの1週間でインフルエンザの患者数は400万人増え、これまでの1,500万人か1,900万人に増加したそうです。
そして、特に子どもの症状が深刻化するケースが多く、68人の幼児が命を落とし、過去にないペースで増え続けているのが実態です。
また、米国立アレルギー・感染症研究所(英: National Institute of Allergy and Infectious Disease 略称”NIAID”)によりますと、今年のインフルエンザ被害はこれまで10年間で最悪だった17~18年の感染者数、4,500万人、命を落とした方の数6万1,000人を恐らく超えるだろうと予測されています。
このインフルエンザの流行の背景には、今年、A型のインフルエンザが流行ることを予測していた米国の健康管理機関がそれ用の予防接種を国民に行っていたのに対し、実際に流行したのはB型だった為と言われております。
約2%の感染者が亡くなったコロナウィルス と比較すると米国のインフルエンザ患者で亡くなった数は0.095%と低い数値ですが、感染者の数が多く、また、感染スピードが早いことから米国内ではコロナウィルス よりもインフルエンザ被害に対しての警戒心が高いのが実態であります。
2. 様々なメディアが発表するインフルエンザ関連情報
抵抗力の低い幼児とお年寄りがインフルエンザBにかかる危険性について解説されています。
定例記者会見で米国のインフルエンザについて応える茂木敏充 外務大臣
米国のインフルエンザについて解説する動画
作家で政治家の田中康夫氏も米国のインフルエンザの脅威について解説しています。
3.みんなの声
じゃあ次はアメリカ本国からの渡航を規制だな!?
外出時のうがいは水のペットボトルを持ち歩いて、それでうがいをすれば他所の菌をもらわない&飲める。乾燥したなと感じた時に湿らす程度に飲むのもよいかも。
— 広瀬 翼😉🌰 (@tsubasahirose29) February 6, 2020
アメリカでインフルエンザ猛威だと!?圭人くんマスクして予防して気をつけて😖 pic.twitter.com/Y0OWzZRPuR
— ひとみ (@CaWBLIyW8lgitkg) February 6, 2020
トレンドのインフルエンザ猛威。アメリカはインフルエンザ警報の最中でCDC警報マップのweek 4が最新。本土は殆ど警報。種類は新型インフルエンザが一番多い。2009年のパンデミックタイプ、日本国内でも流行ってる… pic.twitter.com/2P4UQEUcsm
— りつ (@ritsuro) February 6, 2020
現在、アメリカではインフルエンザが猛威を振るっているとの事。
新型ウイルスの事もあり、健康が心配な今の状況。国民健康保険料はしっかり支払いましょう。
「払える状況じゃない……」という場合は、この記事で対処法をチェックです!#インフルエンザ猛威#国民健康保険https://t.co/wMWVs7fY8J— 【元消費者金融勤務の管理人】山本|カードローンLABO (@ycashing_LABO) February 6, 2020
アメリカのインフルエンザ猛威とか今頃言ってんの?コロナコロナコロナしか言わなかったくせにそっちよりインフルエンザのほうがヤバいよ
— LAKIMI (@sh30420381) February 6, 2020
インフルエンザ猛威
これと新型コロナウイルスを比較して「インフルの方が重大」とするのはどうかと思う。
回転寿司で食べ始めて1分の大食いファイターの5皿と30分食べ続けた人の30皿を比べて「大食いファイターは大したことない」と結論するのがおかしいのと同じ。
...我ながら下手な例え。
— Good Things About Everything (@GoodThingsAbou2) February 6, 2020
世界で新型コロナウイルスによる肺炎の感染が広がるなか、アメリカで脅威になっているインフルエンザ。2019~20年シーズンの患者は既に1900万人、死者は1万人を超え、過去10年で最悪規模になる見込みです。https://t.co/MM5zkIQQwI
— 日本経済新聞 電子版 (@nikkei) February 6, 2020
日本はワクチン摂取してるし、薬も保険で受けられる。
アメリカはインフル治療費6万とかだよ?民間保険入れない貧困層はワクチンだって受けられん。
状況が違うと思う。
まあでも今年はアメリカのインフル型がワクチン効きにくいっていうのもあるらしい。#インフルエンザ猛威— YOKON (@gjErqkjj1DTiohD) February 6, 2020
日本とは医療や保険の事情も違うのに数字だけ取り上げてアメリカのインフルエンザ猛威と新型コロナを比較するのナンセンスとしか
— エディ (@HEDI_the_ONE) February 5, 2020
4.まとめ
米国の医療制度は高額なので日本と同じ土俵で比較するのはちと問題があると思われますが、米国が深刻な状態にあることには変わりありません。
茂木敏充 外務大臣の記者会見を見ると、日本の政府の対応の遅さが気になりましたが、メディアもコロナウィルス ばかりで米国のインフルエンザについてあまり報道していないのが気になります。
コロナウィルス もインフルエンザも国内で蔓延しない様に、政府が至急対応を進め、患者の数が激増しないことを祈っております。